イチジクの秋果を露地で栽培すると
頂上の方まで成熟しないことは聞いていた。
そして、高い温度を維持できれば
実が成り続けるという情報も得ていた。

そこで晩秋の気温が下がる頃、
ハウス栽培で昼間の温度を上げてあげれば
頂上まで実が成熟出来ると思っていた。
しかし、ここで落とし穴。
良く調べると最低気温を15℃以上での管理が必要で、
12℃を下回る状態が続くと生育が止まりやすいとある。
晩秋に最低気温を15℃以上にするというのは、
この寒い宇都宮ではものすごく大変であると思う。
利益度外視で油をガンガン燃やせば可能ではあるが、
利益が残らなければ意味がない。
また色々考えるのだがこの悩むところに楽しみがある。